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映画「翼よ!あれが巴里の灯だ」を見た

100710.jpg録画していた「翼よ!あれが巴里の灯だ」を見ました。この映画にはちょっとした思い出があり、もう一度見たかったものです。

この映画を見たのは中学生のときでした。父親に連れられて「アラスカ魂」と「翼よ!あれが巴里の灯だ」の二本立てを見ました。当時の中学校は映画館への入場は禁止されており、いくら父親が「親と一緒なら良いんだ」と言っても不安で、周囲を窺いながら見ました。中学校の先生を下宿させていましたから落ち着いて見てはいられなかったのです。

これをきっかけに洋画が好きになり、高校生になってからは日曜日になると映画館へ通うようになりました。「アラスカ魂」のレコードを直ぐに買い、何遍も聞きました。映画音楽のレコードを集めたのもこの頃でした。

中学生の時ですから英語は苦手なので原題より邦題の方を覚えていますが、めずらしくピッタリしたタイトルです。パラシュートさえ積まない無謀な冒険に出資するセントルイスの実業家が気に入った「Spirit」を飛行機の名前に付けていますから原題を大切にすべきだったのでしょう。「翼よ!あれが巴里の灯だ」は、ジェームズ・スチュアートの台詞にはないのですが、ようやく大西洋を横断した後のパリの夜景が美しく見え安堵感を与えてくれるシーンにピッタリ合います。うまい邦題です。

大西洋横断の一番乗りを争う話ですが、「一番じゃなければいけないのですか」という言葉が思い出されました。やっぱり一番になろうとするから創意工夫があり努力があるのではないかと思いました。この映画は後ろ向きな事が出てこないので勇気を貰います。

ラストシーンは、予算不足からなのか拍子抜けでした。なくても良いシーンを入れたようで残念です。貴重な映画をみることができました。なぜかDVDが発売されていません。

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