経営分析の手法のひとつにZチャートがあります。「業績が上がっているのか、下がっているのか」を一目で見せるグラフですが、NumbersでもZチャートを作ることができますから、小売業でMacをご利用の方等は一度試してみると良いと思います。
Zチャートは、月々の売上、売上累計、移動年計の3つのデータを折れ線グラフで表したものです。売上げと累計は、グラフ等で把握されていると思いますが、季節変動の大きなものは、月々の売上を把握しただけでは業績をつかめません。
そこで、移動年計という当月のデータに過去11ケ月分のデータを加えた直近1年分のデータの累計値を使うと、季節変動などの短期的な変動が累計値に吸収されることで推移を見ることができます。右肩上がりなのか右肩下がりなのかが直ぐに把握できます。
Zチャートでは、前年度の売上実績と当年度の売上実績データを使って移動年計を算出します。
例として、2008年と2009年の携帯電話の契約数を使用しました。(出典:事業者別契約数(TCA電気通信事業者協会) )

1月の移動年計は、2008年の合計から、2008年の1月分を除き、2009年の
1月分を加えて求めています。
2月分以降の移動年計は、前月の移動年計から2008年の同月分を除き、2009年分を加えています。
契約数、累計、移動年計の1月から12月分を選択し、折れ線グラフを作成するとZ チャートができあがります。
このグラフはドコモの契約数を現していますが、不振、不振と言われていましたがグラフの移動年計(黄色)を見る限りでは右肩上がりになっていることが分かります。
移動年計の計算式が分かれば簡単にZチャートを作ることができます。Numbersで経営分析をしてみては如何ですか。
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