- 2010年1月25日 19:44
- DVD・映画・ドラマ
キネマ旬報映画史上のベストテン第2位となったロバート・デ・ニーロ主演の「タクシードライバー」を見ました。まったく知らなかった映画で興味を持ちましたが、見終わって見ると分からない部分もあったり複雑な気持ちになりました。
群衆の中にいても孤独感に苛まれている男が、空想を現実化してしまう男の物語です。秋葉原で起こった殺傷事件も似た話だと思いました。あらゆる悪徳と不正に立ち向かおうとするのですが、大統領候補の暗殺を企て失敗すると、少女の買収を止めさせようとポン引きや買収宿の男や客を惨殺してしまいます。この映像がショッキングなので驚かされます。ちょうど、NHK-BS2でワイルド・バンチを放送していましたが、ラストシーンを思わせます。
殺人罪で捕まるかと思いきや少女を助けたと、望んでもいないのに英雄に祭り上げられてしまいます。ラストシーンでは、本質が変わっていないトラビスの目がルームミラーに映り、いずれ爆発することを暗示します。ホラー映画ですね。
世の中には、空想を空想で終わらす人間と空想を実行に移す人間がいるそうで、トラビスは後者のタイプです。1976年公開の古い映画ですが、現代でも十分通用する作品でした。この作品の熱狂的なファンの男がレーガン大統領を狙撃する事件を起こしたそうで、社会的に大きな影響を与えた作品です。あまり共感できず、この作品は難しかった。
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