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映画の日

091201.jpg28年前に始まった入場料半額サービスの映画の日、今では、様々な割引サービスがありますから気にしなくなったのではと思います。私はシニア料金の1,000円ですから、映画を見る機会が増えました。ところが、新型インフルエンザの流行でリスクを避けるため、この所は自粛しています。今週、新型インフルエンザの予防注射を受けることになりましたから、アバターは見ることができそうです。

先日購入した3本3,000円のDVDから「ワールド・オブ・ライズ」を見ました。Amazonのレビューでは評価が分かれていますが、私は面白かったと思います。

レオナルド・ディカプリオは好きではないのですが、この作品に関しては熱演し好感が持てました。ラッセル・クロウが20kgも太り今までと違った役所に驚かされました。監督のリドリー・スコットの好みなのか、複数のカメラを使った画面は、切替が自然で、緊張感を盛り上げてくれます。爆破シーンはリアルでテロの怖さを感じてしまいます。

原題の「Body of Lies」が「ワールド・オブ・ライズ」になっていますが、映画の内容を表しているとは思えません。邦題の付け方には疑問を感じます。偽のテロを計画し、第二次対戦中に英国軍がドイツ軍を騙すために行われた死体を使う作戦を真似るのですが、軍は家族に名誉の戦死と報告し騙していたのでしょうか。原題はすごく意味深なもので考えてしまいました。

アラブの世界では、女性は男性の手を握ってはいけないそうで、ディカプリオの恋愛シーンにケチをつけている人がいましたが、習慣を全く知らない日本人としては分かり難い場面です。

無人偵察機が250機ほど上空から監視しているため、テロ組織は携帯電話やメールを使わず、人伝えで情報を伝達し、データをパソコンに入れている事が分かります。上空から地上の映像を映す画面が多くありCIAが監視していますが、テロ組織はその裏をかいて逃げてしまいます。先日、打ち上げられた日本の偵察衛星はいったい誰が活用するのでしょうか。

アメリカ人に対するアラブ人の視線は敵意に満ちています。つい先日、JICAの職員が誘拐されましたが、どんな気持ちで現地に入っているのか労を労いたいものです。そのJICAが事業仕分けでやり玉に挙げられていましたが、役員ばかりがビジネスクラスを利用しているのは納得がいきません。

ヨルダンの情報局GIDが世界で最も優秀だそうです。ラストシーンでディカプリオがGIDに救出されますが、最新技術を持ったCIAが、人を旨く利用するGIDに叶わないのは、リドリー監督の皮肉が込められていると感じました。知らなかったアラブの世界を少し理解することができました。

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