- 2009年5月 5日 04:58
- DVD・映画・ドラマ
クリント・イーストウッドの最後の主演作品と聞き、ぜひ劇場で見たいと思い、昨日、出かけました。ゴールデンウィークということで、チケットを購入するのに長蛇の列、みんなが「グラン・トリノ」を見るのではないのですが。
観客は同世代の夫婦が多かったものの20名程度です。良い作品と言われているのですが、あまりにも寂しいありさま。上映開始から10日ほどなのに朝と夕方の一日2回だけでした。
妻の葬儀から始まるこの映画、身につまされました。独り寂しい生活。養護施設に入るように勧める子どもたち。誰からも好かれない頑固な男など。
隣にすむアジア系移民人を嫌うが、愛車グラン・トリノを盗もうとした少年との関わりから、次第に変化していきます。 少年の姉役アニー・ハーが嫌がるイーストッドを家に招待したりしますが、老いて優しくされると嬉しくなる気持ちは同感です。現代アメリカを象徴するような事件が起こり、怒ったイーストウッドが不良達を懲らしめますが、復讐され悲惨な事件へと発展してしまいます。
ダーティー・ハリーのハリー・キャラハンをイメージして、ラストを待ちますが、予想外の結末を迎えてしまいます。でも、気持ちは理解できます。
ときおりユーモラスな場面もあり、思わず吹き出してしまいました。クリント・イーストウッドの作品には珍しいと思います。久しぶりに良い映画を見ました。
今後は、監督として活躍するそうですが、良い作品を生み出すクリント・イーストウッドに期待したいと思います。
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